2016年10月16日日曜日

駆動系(Ⅲ) ドライブフェイス

3)  ドライブフェイス交換

 私の乗っているベンリィ110プロの走行距離は24400kmです。
  ドライブフェイスの画像です。


   ・ 20000km走行後の画像です。













    ・ かなり中間部分がすり減っています

    ・ この様に摩耗してしまうとスタートが
      悪くスピードも出なくなります。










   ・ これが新品の画像です。













  ・ 全然違いますね。

  ・ 交換してからはスムーズにスタート
    し最高速が出るまでの時間が短く
    なりました。

駆動系(Ⅱ) プーリーボス

2) プーリーボス交換


 今回はプーリーボスを交換してみました。
  ノーマルは寸法が、内径15mm、外径22mm、全長39mmです。


  ・ 株 キタコさんから販売されている
    プーリーボスを購入しました。

  ・ シムが付いているので細かいセッティング
    が可能になります。





  ・ 取り付け説明書がついていて
    シムの入れる場所なども丁寧に
    書かれています。










※ スピードか、スタートを重視するかの重要な部品です、購入して損の
   無い部品です。

  ◎ 分解方法は、ウェイトローラー交換ページを参考に、

2016年10月15日土曜日

エンジンレポート(Ⅱ) 脱着

エンジンレポート(Ⅱ)
      脱着。




    ・ 左の画像のようにエンジンを車体から
      脱着します。

    ・ まずは、外装部品を取り外します。

    ・ シートを外す。

    ・ リヤサイドカバーを外す。







   ・ 10mmのナット2本(赤丸部分)

   ・ タンクカバーの10mmのナット1本

   ・ この3個のナットを取り外す。

   ・ 以上でシートが外れます。


















 ・ サイドカバーのタッピングビスを
   外し、カバーを取り外します。









  ・ リヤキャリヤカバーリッドをマイナス
    ドライバーで外す。












    ・ ボックスカバーのネジを外す。

    ・ その中にあるタッピングビス2本を外す。

    ・ キャリヤを止めているボルト4本を外す。
            (青丸部分)








 ・ 外された状態の画像です。








    ・ 燃料ホースと燃料ポンプの配線カプラ
      を取り外す。


























  燃料ホースの外し方。(上部の図を参考に)

  ・ コネクターラバー [1] を上部図のようにずらす。

  ・ クイックコネクタ 「2」 を保持し、リテーナの爪部 [3] を押し込んで
    リテーナのフック [4] をコネクタの穴から外す。

  ・ クイックコネクタを引き抜く。

    注) 取り外しは手で行い、工具は使用しないこと。


   ・ スパークプラグキャップ [1] の接続を外し
     ハイテンションコードのバンド [2] を外す。



   ・ ボルト [1] を外し、フューエルホースクランプ
     [2] を取り外す。



   ・ スロットルケーブル [1] のロックナット [2] を
     緩め、スロットルドラム [3] とケーブルホル
     ダー [4] からスロットルケーブルの接続を
     外す。

   ・ ケーブルクランプ [1] 及びケーブルガイド [2]
     からスロットルケーブル [3] を外す。




 下記の接続を外す。 

 ・ スターターモーター2Pカプラ [1]
 ・ ACジェネレータ/クランクパルス
   ジェネレータ 4Pカプラ [2]
 ・ エンジンサブハーネス 6P カプラ
   [3]
 ・ エンジンサブハーネス 4P (赤)
   カプラ [4]
 ・ エンジンサブハーネス 4P カプラ
   [5]
 ・ ボルト [6] を外し、フレームから
   アースケーブル [7] を取り外す。
 ・ フレームからハーネスクリップ [1]
   2個を取り外す。






 ・ リヤブレーキケーブル [1] をクランプ
   [2] から取り外す。








 ・ リヤブレーキアーム [1] のアジャスト
   ナット [2] を外し、ブレーキアームから
   ブレーキケーブル [3] の接続を外す。
 ・ ブレーキホルダ [4] からブレーキケー
   ブルを抜く。
 ・ ブレーキアームからジョイントピン [5]
   を外し、ブレーキアームとケースの間
   からスプリング [6] を取り外す。



 ・ リヤショックマウントボルトを外す。









 ・エンジンハンガーボルトを取り外す。









  以上でエンジンを脱着することが出来ます。